毎日、仕事がしんどいなぁと感じてしまいますよね。
仕事のことを考えて、吐き気がする、お腹が痛くなる、倦怠感を感じるなど、
体で異常が出ていたとしても、それが実は異常だとは感じない人が多くいます。
一時的なもので、数日経てば直るだろうと思い続けて、いつのまにか悪化し、うつ病になるといった事があります。
今の自分の症状が、もしかしたらうつ病かもしれません。
もしくは、うつ病予備軍の可能性もあります。
そんな自分がどんな状況なのか知る基準と解決策を紹介していきます。
目次
仕事辞めたい!会社に行きたくないと思っているあなた。まずはセルフチェック!
仕事がしんどい、辛い。
そんな事が続くと体や心に異変が表れるようになります。
こんなサインが出ていたら、うつ病を疑ってみてください。
自分で気づく症状
・趣味など何にも興味がわかない、楽しくない
・集中力や気力が出ない。意欲を自分で感じない
・悲しい、沈んだ気分
・人に会いたくない
・眠れない、寝ても直ぐ起きてしまう
・食欲がない
・疲れやすい
・夜よりも朝の方が気分が辛い、体調が悪い
うつ病のチェックをしてみよう
自分が上記の中で、当てはまるものがありましたか?
多く当てはまるのであれば、うつ病を疑う必要があります。
自分が感じている異常を、自分の体と心が置かれている状況が悪いと理解出来ていない危険性があります。
病気の人は、自分が病気だと分かりづらいことがよくあるんです。
特に、心の場合は。
簡易でうつ病のチェックシートがあります。
一度やってみてください。
そもそもうつ病とは?
うつ病とは、脳のエネルギーが足りていない事で、症状が長く続き(2週間以上)、日常生活に支障が出る脳の病気のことを言います。
強いストレスを感じることで、頭の中の神経細胞の一部に変化が起き、気持ちや体調、もの考え方にゆがみを生じさせます。
普段の生活でも、気分が悲しくなったり、しんどくなったりということはあります。
うつ病では異変が改善されず長く続くことが、普段のうつな気持ちの状況と違うポイントです。
人間は、普通であれば外傷や心の傷も、自然治癒力があり、時間が立つことでよくなります。
しかし、脳のエネルギーが足りなくなるとその自然の治癒力が働かなくなり、心と体ダメージが回復することが出来ず悪化して、日常生活に支障をきたしてしまうのです。
この病気は、言葉でなかなか表しにくい病気です。
なので、お医者さんですら診断が難しい病気と言われています。
うつ病の主な症状
うつ病になると心か体、もしくは両方に不調が表れます。
心には、倦怠感や不安、興味や意欲がわかない、仕事や勉強に集中出来ない、頭が回らないといった物が挙げられます。
体には、疲労感や寝れない・寝つきが悪い、頭やお腹が痛い、こり(頭・首)などといったものがあります。
うつ病の場合、これらが一時的にも起こり得ますが、四六時中かつ長期間(2週間以上が目安)に強く症状を感じます。
睡眠をとった朝は健康であれば、活力がある時間帯ですが、
この時間に、夕方よりも朝の方がしんどい、辛いと感じるのも、うつ病のシグナルです。
うつ病になる原因
うつ病になる原因は大きく3つあります。
「心理的なストレス」・「脳内の神経物質の変化」・「うつになりやすい体質」のどれか、もしくは重なったときに発症します。
ここでは職場で考えられる原因について見ていきます。
きっとあなたに当てはまるものがあるはずです。
長時間労働
長時間労働に基準は、月の残業時間が100時間以上となっています。
土日祝が休みの会社ならだいたい20日が営業日だっとして、一日5時間の残業をする計算になります。
9~18時までの人なら、23時まで毎日働く勢いです。
また、定時よりも早く来て仕事をする場合も、早出残業に入ります。
体と心を休める時間がないと、大きなストレスになります。
低賃金であれば、よりストレスがかかります。
低所得の基準は、総支給の年収が300万円以下と言われおり、
ボーナスを抜きで考えて、だいたい月25万円になります。
持ち家など家賃を支払わなくても良ければ、少し余裕があると思いますが、300万円を切ってくると生活でい一杯一杯になってきます。
長時間働き、かつ休みの日ですら出費の余裕がなければ、仕事のために生きていると感じてもおかしくはありません。
大きなストレスになります。
ハラスメント
セクハラ、マタハラ、パワハラなどハラスメントには種類があります。
それらすべてが大きなストレスの原因になり得ます。
ハラスメントとは、心的苦痛を感じたらハラスメントです。
嫌味や差別、大声で怒鳴られる、嫌がらせ、悪意のある身体的接触など、さまざまです。
仕事や職場に合わない
職場環境や仕事が自体が、そもそも合わないということもあります。
体育会系的な職場が嫌いなのに働いていたり、営業が向いていないの営業をしていたり、もしくはそこで働いている職場に居る人の人間関係ということもあります。
年配の人ばかりの職場で若い人がいないとか、悪口や愚痴がが四六時中聞こえてくる職場もストレスでしかないですよね。
そういった環境でいることは、耐えがたいストレスを感じてしまいます。
仕事で追い詰められた悲しい事件
長時間労働やハラスメントなどが原因で、心や体の障害によって悲しい事件は後を立ちません。
最近では、「働き方改革」と言っていますが、改善されているように見えますが、次々と発生しています。
ニュースでは大手ばかり取り上げられますが、大手よりも職場環境が整っていない中小企業のほうが、苦しんている人は多いはずです。
悲しい事件の例
電通新入社員自殺が労災認定 「週刊朝日」で活躍した24歳の無念
https://dot.asahi.com/wa/2016101800213.html
製薬大手エーザイの部長の自殺を労災認定
https://this.kiji.is/474506914120680545?c=113147194022725109
ストレス原因への対処方法
うつ病やストレスによる症状を改善するには、薬を服用する手もありますが、ストレスの原因をなくさない限り解決することはありません。
パワハラやセクハラなどハラスメントは、社内や社外の相談窓口を利用してみましょう。
ハラスメントは、法律で解決することも可能です。
気分転換してみる
仕事の事ばかり考えている時間が長いのであれば、気晴らしが必要です。
趣味の映画やアニメを見る時間を作ってもいいし、旅行に出かけてもいいかもしれません。
とりあえず、あなたがしたいと思っていること、気持ちが安らぐこと、楽しいと思えることをやって気分転換してみてください。
つらいなら会社を辞めてしまおう!
ハラスメントや職場環境の原因を改善することは、容易ではありません。
改善自体にストレスを感じることもあります。
それならば、いっそのこと仕事を辞めてしまうのが手です。
もし職場の人に話すことすら嫌だと思っているなら、最近では退職代行サービスもあります。
それを利用してやめる方法もあります。
低費用で確実な退職代行【退職代行ガーディアン】
辞めても大丈夫!
今の職場には、一年以上働いていますか?
そうであれば、失業保険がもらえます。
やめても次の仕事が見つかるまで、国からお金を支給してもらう事が出来ます。
今の仕事が嫌で、人生をすり減らすのであれば、次の場所を見つけて働くことをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
うつ病は普段感じる不の感情を長く、強く感じると起こります。
うつの状態になると、なかなか行動することが出来ません。
そうなる前に行動を起こす必要があります。
今の状況を変えない限り、症状は軽くなることはないので、行動することが大切です。